先輩ママとプレママのコミュニティマガジン「ミーツマグ」

Vol.33 知っておくべき! 注意が必要な妊娠

Vol.33 知っておくべき! 注意が必要な妊娠

命が危険な異常妊娠から、早産、多胎、逆子まで

体質や生活習慣が一人一人違うように、妊娠の状態も十人十色。ただ、場合によっては母子ともに命の危険にさらされるような異常妊娠ということも。どういった状態のときに注意が必要か、理解しておくことが重要です。

さまざまな異常妊娠について知っておこう!

妊娠初期に判明することが多い異常妊娠

 初期の検診で見つかることが多いのが、子宮外妊娠、胞状奇胎、といった異常妊娠です。尿に妊娠反応が出ているのにエコーで胎児の姿が子宮内に確認できない場合、受精卵が卵管や卵巣に着床してしまう子宮外妊娠、受精卵が正常に細胞分裂せずブドウの房のようにのう胞化してしまう胞状奇胎などが疑われます。いずれも、すぐに入院、手術などの処置をしないと母体に危険がおよぶ深刻なものですが、適切な治療をすればその後の妊娠が可能な場合も。腹痛や不正出血など気になる症状があれば、早めに受診を。

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赤ちゃんが育つ過程で進行する異常妊娠

 子宮内で胎児が育ってくると、胎盤の位置や状態に異常が生じる場合があります。胎盤が子宮口をふさいでしまう前位置胎盤、子宮口をふさいではいないが低い位置にあり陣痛により出血してしまう低置胎盤、胎盤が子宮に癒着してしまって出産後もはがれない癒着胎盤、出産がはじまっていないのに剥離してしまう胎盤早期剥離などがあります。また、週数に応じた胎児の成長がみられない子宮内胎児発育遅延、異常ではないけれど経過の注視が必要な多胎妊娠(双子、三つ子、四つ子など)や骨盤位(逆子)があります。いずれも検診でモニターしていき、帝王切開出産にするなどの対策をとります。さまざまな原因により妊娠36週に満たないのにお産がはじまってしまうことを早産といいますが、週数によって、安静にする、出産して保育器に入れる、など対応が異なります。

ママの体に異常が起こる妊娠

 妊娠そのものが異常というより、妊娠したことによって体の状態が急激に変化したことによって起こるトラブルもあります。体内の血液量が増えることに起因する心臓病の合併、血糖値のコントロールができなくなってしまう妊娠糖尿病、妊娠後期になって血液が希釈されることによって起こる妊娠貧血などがそうです。その他、ウィルスや菌に感染したことによって起こる風疹やトキソプラズマ症、梅毒なども、胎児に影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。いずれも、妊婦検診で見つけられる病気なので、妊娠が判明したら、出産まできちんと定期検診を受けることがとても重要なのです。

From meetsclub

a:氏名 b:年齢 c:子供の年齢 d:職業 e:お住まい

a:野戸さん b:42歳 c:10歳 女の子・5歳 女の子・2歳 女の子 d:ボイストレーナー e:東京都

逆子が直らず、足から出てきてしまった赤ちゃん!

 逆子だったため、予定帝王切開で入院していたところ、破水してしまいました。出産直前に引っ越しも重なり、動きすぎだったのが良くなかったのかも。でも、そのときは「尿もれでしょう」と診断されてしまい、翌々日の検診で赤ちゃんの足がすでに産道に入ってしまっていることが判明。急いで帝王切開で出産しました。

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a:服部さん b:40歳 c:6歳女の子・3歳 女の子 d:会社員 e:東京都

逆子だけど、普通分娩できました!

 私、なぜか長女も次女も逆子だったんです。趣味がスポーツでスキーを本格的にやっていたのですが、妊娠初期に周囲に妊娠を明かしていない頃、スキーの検定を手伝わなければいけないことがあって。無理して何度も滑走してしまいました。夏になったら妊娠8ヵ月の大きなお腹でボディボードをやったりも。二人とも逆子になってしまったのは、体をハードに動かしすぎたせいでしょうか。長女は自然分娩、次女は逆子体操でなんとか逆子を直して、普通分娩できました。

a:間瀬さん b:33歳 c:5歳 男の子(双子) d:専業主婦 e:東京都

切迫流産の危険で長期入院

 双子だったのですが自然分娩を希望していました。妊娠19週目で切迫流産の危険があるということで入院。MFICUという妊婦さんの集中治療室に入りました。私が出産したころは、胎児は24週をすぎないと胎内死(流産)扱いで、出てきても延命措置はしてくれないという決まりがあったんです。早く一週間が過ぎないか、過ぎないか、と不安でした。34週になって、切迫早産の危険がなくなってきたので、一般病棟に移動。37週目で陣痛がはじまりました。産まれてきた子供たちはすぐに保育器に入れられてしまいましたが、二人とも異常がなく元気だったので、すぐに母子同室になることができました。

a:渡辺さん b:43歳 c:8歳 男の子・3歳 女の子 d:専業主婦 e:埼玉県

前期破水してしまってピンチ!

 一人目のとき、陣痛が起こっていないのに卵膜が破れてしまう前期破水になってしまった! まだ臨月ではなかったので出産まで入院することに。もちろん入院中はトイレ以外絶対安静。破水している以外は元気そのものだったので、長い間寝たきりで歩けないことが苦痛でした。出産後は睡眠不足でとても大変でしたが、今思うと、入院中の絶対安静の時間はお腹の中の子が前もってくれたご褒美の時間だった!?と思っています。(笑)

もしも逆子と診断されたら…

 逆子は、妊娠の状態としては決して危険はものではありません。でも、赤ちゃんがどのような状態で、どういう対策をすればいいのか、知っておくと安心です。ミーツマグが、経験豊富な助産師さんに逆子についてお話を伺ってきました。


川田町子院長
助産師として26年間5000人以上のお産に関わり、2013年に「ラ•フェンテ代官山」に助産院「ファンディータ」をオープン。施術的なサポートだけでなく、心の面から”幸せな妊娠•出産•育児生活”を送るサポートを行っている。


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Q.そもそも逆子ってなぜなるの?

A. 医学的な観点では、子宮奇形、子宮筋腫や、胎盤が下にある、へその緒が短い、骨盤が小さい、へその緒が首に巻いているなど、赤ちゃんが動けない状態が原因につながることもあります。それ以外では、とにかく冷えが良くありません。お腹の中は37度ぐらいあるのに対し、ママが冷たい飲み物を飲んだら、赤ちゃんだって「寒――い!」と感じ、動きたくなくなります。飲み物は冷たいものを避けて、常温以上のものを飲むようにしましょう。体を温めることは妊娠する前の女性にとっても大切。つねに冷えから体を守りましょう。お灸などで体を温めるのも良いとされています。
妊娠7ヶ月まで逆子だったというケースは、実はそんなに珍しくないのです。妊娠28週になると頭が重くなりますので、自然に頭位になる場合が多いです。32週以降になると赤ちゃんの身体が大きくなり、治る環境が狭くなりますので、早めの対応を。


Q.逆子にならないためにママが気をつけることってありますか?

A. 医学的な根拠はありませんが、赤ちゃんとのコミュニケーション(対話)が大事だと思います。お腹を張らせたり、逆子になっていることは赤ちゃんからのメッセージなんです。「この人が○○だよ、これが○○だよ」など、お腹の中の赤ちゃんを意識して、たくさん話しかけてあげましょう。
私が主催する助産院では、“対話クラス”に力を入れており、ここに参加された方で「逆子が治った」という声も多いです。赤ちゃんとどのようにコミュニケーションを図るか、お腹にいるときから子育ては始まっている、と思って。
お母さんのストレスはダイレクトに赤ちゃんに伝わるので、お母さん自身が自分の生活を見直すことも大切です。妊娠中は、赤ちゃんの気持ちになって、どうされると嬉しいかを考え、母になる心と身体の準備をしていきましょう。



Q.逆子って、胎児はお腹でどんな状態なんですか?

「単殿位(たんでんい)」

「全足位(ぜんそくい)」

A. 逆子で最も割合が多いのが、お尻が一番下にある「殿位(でんい)」。これは両足が上がっているのが「単殿位(たんでんい)」といいます。他に、体育座りの「複殿位」と、体育座りで片足が上がっている「不全複殿位」があります。「殿位」は自然分娩が可能です。
次に多いのが、足が一番下にある「全足位(ぜんそくい)」。片足だけが下がっている状態を、「不全足位」と言いますが、この状態では完全に帝王切開になります
まれですが、膝立ち状態の「膝位(ぜんしつい)」。両膝なら「全膝位(ぜんしつい)」片膝なら「不全膝位」といい、この場合も帝王切開になります。



Q.いわゆる逆子体操って、効果があるんでしょうか?

A. うーん、病院では、薦めているところは少ないと思います。
逆子の状態は、赤ちゃんを上に移動させて回転させるという原理ですから、これを15分ぐらい行うことは身体もきついです。また赤ちゃんの背中が右にあるか左にある場合は、向きを変えて横になるようにしてください。ただし、この体操を繰り返すことは、お腹も張ってしまう一因に。そこで、逆子体操の代わりにお灸を薦めているところが多いんですね。小指にある「至陰(しいん)」というツボを刺激します。ドラッグストアでも簡易型のお灸を購入することができますよ。必ず、担当医や助産師さんに相談してから、やってみましょう。



From mama この記事を読んでくれたママからのメッセージです。
ともさん

子宮外妊娠かもと言われ・・・

  妊娠したかもと喜びつつ病院に言ったら検査では妊娠。でも、子宮内に赤ちゃんが確認できず、1週間後に再び確認しましょう、念の為入院の準備を用意しておいてから病院に来るようにいわれました。
その後、無事に確認できてよかったですが、何とも言えない不安な1週間でした。

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Miho*さん

まさかの早産・・・

 それまで経過順調だったのですが、妊娠8ヶ月の朝、突然お腹が痛くなり、病院へ。
診察してもらったところ、陣痛がはじめっており、子宮口がもうすで3cm開いているとのこと。
大きな大学病院へ緊急搬送となり、絶対安静の入院生活がはじまるかと思いきや・・・日付が変わった頃に、子宮口が全開となり、そこから一時間も経たないうちに出産しました。
娘は三か月程NICUに入院となりましたが、幸い後遺症などもなく、元気にすくすく育っています。
 
ゆきさん
私の場合は、子どもに何かあったというよりも私自身の体が妊娠に伴う急激な変化になかなか適応できず、すぐ動機がしたり手足がしびれたりということが何度かありました。
特に妊娠後期はお腹が大きくなるスピードも早く、暑い時期だったため毎日体がだるくて動くのもつらかったのを覚えています。
ほしさん

逆子にショック…

  整体にいっていたのですが、逆子とわかったとき
先生から「君の気が上がっているからだ」といわれてしまいました。ようは動きすぎということでしょうか。。
元来よく動くタイプなため、妊娠中も活動的でした。しかし元の性格を急に変えるこては難しい…
気持ちから母への準備も必要でした。
熱に強いバイ菌がいるって? ミルトンなら熱に強い菌も消毒。

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