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vol.47 ベビ待ち集まれ! 不妊治療のコレが知りたい

Vol.47 ベビ待ち集まれ! 不妊治療のコレが知りたい

不妊治療ってどんなことをするの? 費用や期間は?

なかなか周囲には相談できない「ベビ待ち」事情。不妊の原因や検査、最新の治療や費用のこと、気になる不妊治療のあれこれを書き込んで、みんなでシェアしていきましょう!

「赤ちゃんができない」と悩んでいる仲間はいっぱい!一人で悩まないで!

どうして出来ないんだろう…と悩みはじめたら

 トライしているのに、なかなか授からない…と漠然と悩んでいる状態から、いざ不妊治療の病院へ!と行動を起こすのは勇気が要ります。一般的な目安として、妊娠を望む生活をしているのに一年間妊娠しなければ来院を、と推奨されています。ただ、年齢、持病の有無、仕事や環境など、人によって事情がさまざまなので、早く動き始めるに越したことはありません。不妊治療に取りかかっても、すぐに妊娠できるとは限らないので、3年はかかると見積もって行動を。大切なのは、自分だけでなくパートナーも検査を受けること。不妊治療には、スケジュールや費用面で二人の協力体制が不可欠です。病院とは長いお付き合いになることを覚悟して、「雰囲気がいいか」「通いやすいか」「費用は高すぎないか(長期間払っていけるか)」などの自己流チェック項目を作り、実際に相談に訪ねてみたり口コミを調べ、病院を決めましょう。

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まずは、不妊の原因をきちんと調べましょう

 不妊の原因は多岐に渡り、排卵が上手く(あるいは全く)出来ていない排卵因子、卵管が狭かったり塞がっていたりして卵子が通れない卵管因子、筋腫やポリープ、奇形などが子宮にある子宮因子、子宮の入り口が炎症を起こしていたり粘液の分泌異常で精子の機能を妨げる頸管因子、入ってきた精子を異物と見なし抗体でやっつけてしまう免疫因子などがあります。さらに、男性側の不妊の原因に、精子の量が少ない精子減少症、精子が上手く(あるいは全く)作られていない無精子症、精子に能力がないか死んでいる精子死滅症、精子が多すぎて固まったりくっついてしまう精子過剰症があります。 当然ですが、不妊治療は原因によって対策や治療内容が変わってきます。ただ、男女ともにすべての機能に異常がないのに赤ちゃんができない、ということも起こります。


不妊治療ってどんなものがあるの?

 不妊治療には、大きく分けて4つのステップがあります。いわゆる「不妊治療の最初のステップ」と言われているのが、基礎体温などで正確な排卵日を割り出し、効果的な性交日をアドバイスしてもらうタイミング法です。排卵を促す薬(hcg注射)を併用することも。次いで、容器に摂取した精子を洗浄し濃縮してから子宮内に注入する人工授精(AIH)、ホルモン剤で増やした卵子を採卵し、シャーレ上で精子と受精させたものを子宮に入れる体外受精(IVF)、さらに、採卵した卵子の中に顕微鏡で確認しながら精子を人工的に注入し受精卵を作ったものを子宮に入れる顕微授精(ICSI)があります。人工授精(AIH)は自費で1回2万円弱、成功率は5%〜10%(成功した人の9割が6回までに着床)と言われています。体外受精(IVF)は採卵だけで1回複数個で5万〜10万円、注入が1回1万〜2万。顕微授精(ICSI)になると1回30万〜50万円前後かかると言われています。各自治体で「特定不妊治療助成制度」があり、不妊治療にかかる費用をサポートしてくれるので、お住まいの地区の制度を調べてみて。

不妊治療は納得できるところまで

 長引くと精神的にも経済的にもとても辛い不妊治療。心情的には、「いつまで続けるか、どこで諦めるか」の線引きをすることはなかなか難しいことですが、「何歳までは諦めない」「何年何月で出来なければ病院を変える」「いくらまで使ったらやめる」など、あらかじめ具体的にパートナーと話し合っておきましょう。肝心なのは、周囲のノイズには左右されず、自分自身が納得できるところまで挑戦すること。不妊治療に打ち込むあまり、仕事や趣味などといった自分が心地良くいられるライフスタイルを手放してしまうのも考えものです。子供を産むことが全ての目標、と思い詰めないで。あくまでも、自分の幸せな人生を彩る要素の一つとして、「子供を産むという選択肢がある」ということにすぎません。不妊治療が上手くいかないからといって、自分やパートナーや、自分たちの人生を否定的に捉えてしまうのでは、本末転倒です。不妊治療は、お互いをいたわり合って、納得できるところまで挑戦する、結果が得られなくても自分を否定しないことーこれを心にとめておきましょう。

From meetsclub

a:氏名 b:年齢 c:子供の年齢 d:職業 e:お住まい

a:瀬尾さん b:38歳 c:5歳 男の子・1歳男の子 d:専業主婦 e:神奈川県

待望の妊娠は、大事に大事に、楽しく…

上の子は、結婚8年目で不妊治療の末に授かった待望の子。妊娠中は毎日とても楽しく、ストレスを感じることはなかったです。もともと子宮筋腫の摘出手術をしていたので、出産は予定帝王切開でした。妊娠しやすくするためには適度に運動した方が良い、と思ってジムに通ったりDVDを見ながらのエクササイズをしていたのですが、待望の妊娠がわかると同時に、体を動かすことは一切やめました。(笑)

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a:荻野さん b:37歳 c:6歳 女の子 d:専業主婦 e:東京都

流産も経て、不妊治療の末に妊娠!

「マタ旅」というのか、妊婦さんが旅行するのが流行っていますが、私は妊娠中はとても慎重に過ごしました。思い出作りのために旅行にいく、というのは考えられなくて。不妊治療で授かった子供で、流産も経験していたため、妊娠中は「何かあったら困る」という気持ちがまず先にたち、長い時間乗り物に乗ることなんて無理でしたね!

a:半沢さん b:42歳 c:8歳 女の子・5歳 女の子 d:専業主婦 e:東京都

タイミング法だけで気長に…

一人目は欲しいと思ってからできるまで時間がかかり、病院でタイミング指導を受けていました。まだ仕事をしていたので、そこから先の不妊治療に割ける時間はなく、タイミング法だけで、気長に授かるのを待っていました。

聞いてください! 私たちの不妊治療体験記

ひとくちに「不妊治療」といっても、原因、体質、ライフスタイルなどによって、それぞれのストーリーがあります。実際に不妊治療を経て赤ちゃんを授かったママたちの、過程・方法・費用など、リアル満載なベビ待ち体験記。



Y・Sさん(37歳)子供:0歳5ヶ月 女の子  東京都

不妊に気付くまで:約1年間
不妊の原因:男性に精子減少症、女性に多嚢胞性卵巣の傾向あり
不妊治療の期間:約1年間
不妊治療の方法:排卵誘発剤と人工授精(5回)、顕微鏡による体外受精(2回目で成功)
不妊治療にかかった費用:検診が1回1500円くらい。人工授精が1回2万×5回で10万円。体外受精が入院代なども含め50万。その他、注射代や薬代もろもろ含め、約1年間で合計100万円くらい。受精卵の保管料が年間数千円ほど。

35歳で結婚、すぐにでも子供が欲しいと思ったものの、1年経ってもできませんでした。あるとき不正出血があったので近所の婦人科に行き、ついでに一通り検査してもらうと、「妊娠するのにとくに問題なし」との診断。数カ月後、夫が「自分も検査を受けてみる」と言い出し病院へ行くと、「精子の状態があまり良くないので妊娠しづらい」と言われました。
数か月後、多忙だった夫の仕事が落ち着いたタイミングで、大きな病院で不妊治療を開始。(2012年10月)
大きな病院で私ももう一度きちんと検査をしてもらうと、「やや排卵しづらい体質」と言われ、排卵誘発剤を処方されました。ところが、処方された薬を飲むと排卵しすぎてしまったため、飲み薬よりも微調整ができる注射に変更。本当に排卵が困難な人は毎日注射をするそうですが、私はそこまで重症ではなかったので、半分の量を一日おきに注射しました。この注射は家で自分でするもので、慣れるまでは大変でしたが、すぐに上手にできるようになりました。
夫の精子の状態では、タイミング法などでの自然妊娠は難しいので、はじめから人工授精にチャレンジすることになりました。1回の人工授精で妊娠する確率は約20%と言われており、5回チャレンジしてダメだったら、諦めて次のステップへ進んだ方がいいそうです。私達も、約半年かけて5回チャレンジしましたが妊娠には至りませんでした。
この間、卵巣の状態と排卵の様子を見せるために、頻繁に病院へ通いました。
翌2013年5月、はじめての体外受精にチャレンジしました。1週間、卵子を育てるためのホルモン注射を自分で打ち病院では排卵しすぎるのを抑えるための注射を打ちます。結果、卵子が20個育ち、そのうち14個を採卵することができました。採卵は、全身麻酔で行う病院もあるのですが、この病院は麻酔を使わない方針のため、卵巣に針を刺す時の激痛がとても辛かったです。腹水がたまってお腹も妊娠初期並みに大きくなってしまいます。
14個のうち、顕微鏡受精で6個の受精卵を作ることが出来て、8月に1つお腹に戻しましたが、上手く着床しませんでした。9月に2つ目をお腹に戻したところ、これがうまく着床し、妊娠に至りました。
夫は大喜びでしたが、自分はすぐには実感がわかず、体外受精は流産しやすいとも聞いていたので、安定期に入るまでは妊娠が継続できるかどうかの不安の方が大きかったです。安定期に入り、胎動を感じるようになってようやく喜びが湧いてきました。

不妊治療の間、仕事をしていましたがフルタイムではなく週2日だったので何とか乗り切ることができました。しかし、心身ともに負担が大きいので、仕事をしながらの治療は本当に大変だと思います。フルタイムで働きながら治療をしていた友人は、夜遅くまでやっているクリニックに仕事のあと通っていました。
私は、「子供ができなければできないでその人生を楽しもう、もしできればラッキー」ぐらいに構えていたのと、夫と相談して期限を決めていたので、思いつめずに治療に臨めたと思います。40歳までに妊娠できなかったら、そこで治療を終了する、と二人で決めました。そうしないと、あと1年、あと1年、ひょっとしたら来年は・・・と、ずるずると続け、心身ともに疲弊してしまうと思ったからです。
体の負担、心の負担、時間の負担、経済的な負担を考えるとタイムリミットは決めておいた方がいいかもしれません。
夫婦の気持ちが揃っていることも大事です。うちの場合、子供をすごく欲しかったのは私よりも夫の方だったので、全てに協力的でしたし、私が一人で思いつめることもありませんでした。体に大きな負担がかかるのは女性の方なので、夫の精神的なサポートは必須です。
治療を経て待望の妊娠・出産をしても、それが大変な不妊治療のゴールになってしまって、出産後に燃え尽き症候群のようになり、育児が思ったようにできない人も多いそうです。私は、不妊治療を始めてから約1年で妊娠できたのでかなりラッキーだったと思いますが、これを何年も続けることを考えたら、そうなるのも無理ないと思います。
いま、4個の受精卵が病院で凍結保存されていますが、この受精卵で二人目にチャレンジするかどうか、夫婦で迷っているところです。

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H.Hさん 43歳  5歳 男の子 東京都

不妊に気付くまで:約半年間
不妊の原因:女性が着床しにくい体質。男性の精子に元気がない。
不妊治療の期間:約4年間
不妊治療の方法:タイミング法を約8ヵ月(病院は2カ所)、体外受精(7回目で成功)
不妊治療にかかった費用:体外受精が1回目35万、2回目 30万円、3回目以降は17万5千円。トータルで200万円ほど。

32歳で結婚し、両親に孫をみせたくてすぐに子供が欲しいと思っていたので、33歳になってから半年間自然妊娠を待ちましたが叶わず、地元の婦人科へ。タイミング指導を受けながらさらに半年間チャレンジしましたが、出来ませんでした。
義父母は、結婚後一言も「子供はまだか」とは言いませんでしたし、母は妊娠しなかった時にいつも「まだ縁がないのね」と言っており、プレッシャーは無い環境でした。
自宅から職場までの途中にある、体外受精も対応している病院に変え、こちらでもタイミング療法を2ヶ月ほどしましたが、やはり出来ず、夫の検査もすることにしました。
すると、精子の状態が良くなくて。これだと「人工授精をしても妊娠する確率は100回に1回」と言われたので、人工授精はチャレンジせずに、体外受精から始めることにしました。
卵子を育てるための注射を打ちに病院に通い、飲み薬も処方されます。仕事をしながらの病院通いでしたが、シフトを自分で組める立場だったので、病院へ行く日は遅番にしたりしながら時間のやりくりをしました。
子宮内膜をフカフカにする薬も飲むのですが、これが体に合わず、気持ち悪くなって大変でした。1度目のチャレンジでは、採卵前に排卵してしまって失敗。その後何度かチャレンジして、結局7回目に妊娠することが出来ました。38歳での初産で、骨盤がゆがんでいて赤ちゃんがうまく降りてこられない児頭骨盤不均衡のため自然分娩が出来ず、帝王切開で出産しました。
共働きのため、お財布はいっしょ。形的には私のお給料がそのまま治療費にまわった感じです。体外受精は、1度目は35万円かかるのですが、2回目は30万、それ以降は成功するまで半額、といった割引システムがあったのですが、結局トータルで200万くらいかかりました。行政からの補助もあるにはあるのですが、所得制限で引っかかって受けられず。実家の援助を受けたこともありました。
妊娠が分かったとき、ちょうど3月で送別会などの飲み会が多い時期だったので、「あ、ビールが飲めない!」とまず思いました。あまり喜びや実感はわかなかったのですが、夫や両親、義実家も喜んでくれました。


今は不妊治療や医療の技術も進んでいるので、こうして産むことができましたが、昔だったら生まれてくるはずの無かった命。仮に授かったとしても、帝王切開の技術が無かった時代なら、無事に出産はできなかったでしょう。そう考えると、本来淘汰されるべきだったものをかなり不自然な形で無理に生み出してしまった、という罪悪感が大きく、周りから「おめでとう」と言われても、素直に喜べずにいました。ただ、親に孫の顔を見せたいという気持ちが大きかったので、親が喜んでくれるのは嬉しかったですし、「でかした」と叔母に手紙を貰って初めて「喜んでいいことだ」と気がつきました。働きながら休まずに体外受精(顕微授精)できた仕事環境含め、いまとなっては出産できたことに必然性を感じます。精子を定期的に提供してくれた夫には涙が出るほど感謝しています。

From mama この記事を読んでくれたママからのメッセージです。
Miho*さん

タイミング療法で…

  私自身も、生理不順で、排卵日の特定が難しかったため、婦人科でタイミングを見ていただきました。
幸い二回目の早い時点で、第一子を授かることができましたが、第二子を考えはじめている今、同じように妊娠できるか、不安です。
またタイミング療法のみで、授かれれば良いな、と思っています。

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chancoさん
  子供が欲しいと思ってから授かるまで1年半かかりました。いわゆる不妊治療としては比較的短期間で授かることができたとは思いますが、治療中は先の見えない不安に押しつぶされそうでした。
不妊外来に通うことで妊娠することを強く意識してしまい、妊娠という結果ばかりを求め過ぎてしまったのだと思います。

不妊治療が長引いてくると周囲の声に一人傷ついたりひがみっぽくなったりと、これまで気にならなかったことが気になって仕方なくなったりします。治療してるんだからとにかく妊娠しないといけない!などとあまり気負わず、治療のことを忘れてリフレッシュできる時間を作るのも大事なことですね。

ほしさん

パートナーと助け合って!

  不妊治療中、女性が主体になりがちです。ですからパートナーの人には治療の理解と精神面の協力を求めたいです。それから子供が2人とって本当に必要かも話し合う必要もあるかも。

フジタさん

信頼出来る先生に出会うこと。

  何年も不妊治療をして子どもを授かった人がまわりに数人いますが、みんな、信頼出来る病院・先生に出会えるまでが大変だったそうです。
精神的に安心できることが大切な不妊治療ですから、この人!と思える先生に出会うまで、情報を集めたり、実際に病院をかえてみたりするのも大切なのでしょうね。

ゆきさん
  私は幸い一人目を妊娠したときは基礎体温を測ることしかしていませんでした。最近、もう一人産みたいと思えるようになりましたが、前回と同じパターンで妊娠できるとは限らないので、こういった情報も頭に入れておくべきだと思っています。
パートナーの検査もするべきという認識はまだ世の中にあまり浸透していないように思うので、いざというときには主人ともそういった話をできるようにしておかなければと思います。

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