先輩ママとプレママのコミュニティマガジン「ミーツマグ」

Vol.24 出産は他人事じゃない!パパたちの出産準備

サポート体制を万全に、パパも一緒に赤ちゃんを迎えよう

妊娠や出産については、つい蚊帳の外になりがちな男性たち。父親学級や両親学級で知識を得たものの、実際にプレママの役に立つにはどう動いたらいいか分からない、という声も多いのが現状です。ミーツマグでは、そんな「プレパパ」のための心得を伝授します。「これが良かった」「こうして欲しかった」という具体的なママの意見も集めてみました!

妊娠・出産のハードさはママだけのものじゃない

男の人は、「父親の自覚」が芽生えにくい!?

 プレママと違って、体の変化や胎動をダイレクトに感じることができないプレパパ。「妊娠した」という報告を受けて喜ぶのもつかの間、すぐにつわりや気分のアップダウンにさらされるプレママを前にして、ただオロオロしているだけでは「父親の自覚がない!」と怒られてしまうかも。ハッキリ言って、ホルモンバランスの急激な変化でいっぱいいっぱいのプレママに、「何をしたらいいか分からないから教えてくれ」という人の相手をしている余裕はありません。たとえるならそれは、慣れない職場で自分のことで精一杯の新人くんに、同僚への「指示出し」や「フォロー」まで強いるようなもの。最初は、「父親の自覚」なんてなくて当たり前なんです。妊娠・出産において「分からない」ということが悪いのではなく、「分からないから何も出来ない(しない)」という他人事のような姿勢が問題です。

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プレママが欲しいのは安心感

 精神的にも肉体的にもコントロールがきかない妊娠中に、少しでも苦痛を和らげるのは「頼れる人がいる」という安心感と、物理的・経済的な充足感です。プレママが不安定な時期のプレパパの心構えは、ズバリ、「余計な心配をかけない」という一言に尽きます。何かあったらすぐに連絡が取れるように携帯を繋がりやすくしておく、帰宅時間を明確に伝えて遅くなる場合は連絡を入れる、など、プレママを「不安にさせない」ように努めて。プレママがなるべく動かなくてすむよう帰りに必要なものを買ってくる、生活費をいつもより多めに渡す、など、物理的・経済的なサポートも重要。妊娠を機に仕事を辞めたり産休に入るプレママには、経済面での不安もつきまといます。妊娠が分かったら、検診費や入院費用は計画的に用意しておきましょう。家にこもりがちになるプレママのために住環境を整えるのもプレパパの役目です。新生児を迎えて暮らしやすいよう模様替えをしたり、騒音・駅から遠い・ご近所トラブルなどストレスになり得る要因がある場合は、思い切って引っ越しを考えてみるのもいいでしょう。

アドバイスではなく「共感」を!

 出産準備に積極的に参加してお産への知識も身に付いたら、あとは気をつけたいのが、良かれと思って「パパ目線のアドバイス」をしてしまうこと。自分ではそのつもりがなくても、「こうした方がいいよ」「こっちにしてみたら?」といったアドバイスは、「自分の方が立場が上だ、俺の言うことを聞くべきだ」という優位性をアピールするマウンティングになりかねません。愚痴は批判せずに聞くことに徹し、相談を持ちかけられたら、相手がどうしたいのか気持ちを引き出すつもりで話すことを心がけて。アドバイスよりも、まずは相手への共感と一緒に解決しようとする姿勢を見せること。その上で、相手が「あなたに決めて欲しい」と投げてきていると感じたら、そこは優柔不断にならずにビシッと決断して安心させてあげましょう。長いようでアッという間の10ヶ月間です。その間に、自分の都合よりもいかにママとお腹の赤ちゃんを優先できるかで、その後の人生が大きく変わってくるかも…、そのつもりで挑みましょう!

From meetsclub

a:氏名 b:年齢 c:子供の年齢 d:職業 e:お住まい

a:丹羽さん b:36歳 c:1歳 女の子 d:会社員 e:東京都

両親学級で芽生えた父親の自覚

 妊娠中に区の両親学級に参加して助産師さんの話を聞いたのが大きかったと思います。夫はそこではじめて沐浴やオムツ替えの練習をしたのですが、たぶん意識が変わったんでしょう。その成果もあって、今では積極的に娘のお世話をしてくてれますね。

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a:マーシャルさん b:39歳 c:10歳 男の子・9歳 男の子 d:専業主婦 e:東京都

いざ!というときに大活躍だった主人

 妊娠中はつわりもなく楽な方だったと思いますが、お産のときは破水からはじまってしまった んです。ただ、主人が慌てることなく的確に動いてくれて、大活躍でした。事前に英語で講習してくれる両親学級に参加していたのですが、「パートナーが陣痛の痛みを経験する」というメニューがあって。男性が痛みに耐えられなくなるまで氷を手に握りしめて、それを何度も繰り返す、といった内容だったんです。実際に耐えがたい痛みを体験してみて、私の立場が具体的に想像できたんでしょうか…。破水から出産までずっとついていてくれたのですが、最後はどっちが生んだのかわからないぐらい、主人が汗ビッショリになっていて。(笑)よく頑張ってくれました。

a:荻野さん b:38歳 c:7歳 女の子 d:専業主婦 e:東京都

マイペースな夫が父性に目覚めたのは…

 夫はマイペースな人なので、私が妊娠したからといって協力的になったということはありませんでしたし、私も期待していませんでした。出産のときも主人は立ち会いせず、私の方も「そばにいてくれても助けてくれる場面もないだろうな…それよりは私もお産に集中したいし」といった気持ちで。子供が産まれてからも、家事の分担もなくこれまで通り私が全部一人でやっていました。もっとも、実家がすぐ近くなので何かあれば実家に頼るつもりで、とくに困ることもなかったです。主人が娘と関わることをようやく楽しむようになったのは、歩き始め、しゃべり始め、コミュニケーションが取れるようになってからです。女性って妊娠中からだんだんと母親の自覚が芽生えますが、男性は産まれてから実感がわくんでしょうね。スタート地点が違うのだから仕方がないのかもしれません。

a:橋本さん b:38歳 c:7歳 女の子 1歳 女の子 d:専業主婦 e:東京都

下の子が産まれたときにはすでにベテランパパ!?

 一人目が産まれた当時は、まだ夫も父親の自覚というものがあまりなくて。オムツ替えなども手伝ってはくれましたが、「仕方なく」というムードで…。一緒に遊べるようになって意思疎通ができるようになってやっと、「子供が可愛い」って思えるようになったんじゃないかな。でも、二人目が産まれたときは全然違った! 上の子と6歳離れているから、すでに父親の自覚が出来上がっているせいか、最初から積極的に赤ちゃんのお世話をしてくれたの。私が搾乳しておいた母乳を飲ませながら留守番をしてくれたりするので、私が一人で外出できちゃう。下の子が可愛くて仕方がないようです。男の人も、子供の成長と一緒に父親になっていくのだな、と実感。

a:山崎さん b:38歳 c:10歳女の子 d:会社員 e:東京都

カメラマンの夫ならではの出産準備

 うちの夫はプロのカメラマン。妊娠中には大きなお腹の写真を何度も何度も撮りました。だんだん大きくなっていくお腹、中から蹴られていびつになったお腹…、いっぱい記念に残しました。肝心のお産のときには夫は仕事で不在だったので、写真に残っていないのですが。(苦笑)超音波写真と一緒にアルバムにしてまとめて、将来、娘にプレゼントしてあげたいと思っています。

a:石橋さん b:34歳 c:9歳 男の子 d:専業主婦 e:世田谷区

妊娠中に全力サポートできなかった夫が選んだ生き方とは…

 もともとマメな性格で家事も苦にならない夫。産前も産後も、できることはすすんでやってくれたんだ。でも私が妊娠中、当時は夫の仕事がとても忙しくて帰りも深夜だったから、手伝いたくてもなかなか手伝えなくて夫自身もどかしかったみたい。そんな夫は、産後しばらくして突然転職したの。理由は、子供と過ごす時間を大事にしたいから。仕事を変えてからは時間の自由がきくようになって、家事にも育児にも積極的に参加してくれるように。初めての赤ちゃんとの生活は眠れない、ゆっくり食べられない、トイレも行けない、会話もない、という状態で精神的にいっぱいいっぱい。当時のことを振り返ると夫は「大変だったでしょ」と言ってくれる。私が追いつめられている様子は、そばで見て感じてたみたい。

a:市川さん b:33歳 c:6歳 女の子・4歳 女の子 d:専業主婦 e:神奈川県

困ったときは素直にヘルプを求めるのがコツ

 妊娠中、うちは主人の仕事場が自宅のため、つらいときは何でも手伝ってもらいました。実家は遠くて義両親も仕事を持っていたので、頼れるのは主人だけ。男の人は妻が妊娠してもピンとこない、という話を聞きますが、できるだけ具体的にこちらがどういう状況かを説明することで、「これから赤ちゃんが生まれてくる」という自覚を持ってもらえると思います。二人目のときは一人目よりも主人がよく状況を理解してくれて、上の子のケアを上手くしてくれて助かりました。日頃から積極的に家事育児をしてくれる主人だから安心して任せられるし、私は新生児のお世話に集中できるし、いいバランスで過ごせました。 してもらいたいことを素直にお願いする、それが一番だと思います。気づいてほしい、というのでは男性には難しい。そして必ず「ありがとう」「助かった」と感謝の言葉を伝えること。変におだてたりするのではなく、心からの素直な言葉が一番伝わると思います。

a:小潟さん b:38歳 c:3歳 男の子 d:専業主婦 e:東京都

エリア分担でチームワークで家事

 うちは妊娠中は夫が家事を半分してくれてたの。たとえば家の中のことは私が担当で、庭木の手入れ、玄関周りの掃除は夫、っていう風にエリアで分けて。こちらから頼む前には夫が動いてくれている、て感じで助かる。そうなるまでには、具体的にやってほしいことを口頭で伝える、察してもらうことはまず無理と割り切る、という過程があったけどね。空気を読んで、と思わずにこちらから切り出すようにすると楽になるよ。夫も具体的に何をしたらいいかを示してもらった方が良かったみたい。産後は家事よりも育児の方をメインに協力してくれてる。土日のどちらかは夫が子供を連れ出してくれるので、私が自分の時間を確保できるんだ

a:水田さん b:33歳 c:1歳 男の子 d:美術系学芸員 e:埼玉県

 結婚当初から家事をそれぞれの得意不得意に合わせて分担してました。お互いの性格や特性を生かして、私は料理、夫は皿洗いと洗濯、といった感じ。私よりキチンとしていたい性格の夫は、掃除や整理整頓に向いてるみたい。妊娠中は、食材やミネラルウォーターの買い出しなど夫が進んでやってくれましたね。今では授乳中などで私の手が空かないときは、苦手な料理も私の指示を仰ぎながら何とか作ろうと努力してくれます。一度だけ、夫の前でエンエン泣いてしまったことがあるんです。そのとき感じたのは、助けてほしいときはすぐに誰でもいいから「助けて!」と伝えることが大事だな、と。夫は慣れないながらも支えようと頑張ってくれていました。それが分かるだけで、「一人じゃないんだな」と不安感が薄らぎます。

現役パパが主催する父親学級を取材

 イクメンという言葉がブームになり、ブラックイクメン(育児と偽って仕事を休むパパ)なんていう問題まで浮上している昨今。まだまだ出産や育児は「女の仕事」とみなす風潮は消えません。そんな中、男性の目線で妊娠期間やお産、そして産後の生活をサポートするべく、現役パパが主催する父親学級があると聞き、ミーツマグが、主催の渡辺大地さんにお話を伺いました。

1980年生まれ。2007年に結婚、2009年に第1子を授かる。子煩悩で平和主義なパパとなったつもりが、実は父親としても夫としても役割を果たしていなかったと後に知らされ、呆然となる。一念発起し、産前産後の男性の役割を模索するため2011年に株式会社アイナロハを設立。2012年より産後サポート事業を開始。ブログによる情報発信と父親学級講師として活動中。
著書に『産後が始まった!』(KADOKAWAメディアファクトリー)、『お産とオッサン。-SANGO ON FIRE!-』、「産後手帳」シリーズなど。

●講座内容:1回2時間
①妊娠中のからだとこころの変化
②出産における変化
③産後の生活と夫婦間コミュニケーション
その他、働き方の変化や復職などテーマあり。
●参加者:夫婦または男性限定
●開催場所:産科、クリニックの他、依頼に応じて出張講演OK。

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父親学級に参加するお父さんってどんな感じ?

 父親学級・両親学級にきてくれるプレパパは意識は高い方が多いです。料理、掃除などの家事サポートはしている、自治体の両親学級にも参加した、本も読んで学んでいる、といった方。やれることはやっている上で、さらに勉強意欲のある方が話を聞きにこられていますね。「これ以上何をやったらいいんですか?」「こんなにやっていても妻は満足していないようなんです!」という声が多いです。そういう男性は、赤ちゃんに興味があって、どれだけ育児を楽しめるか、に重点を置いている様子。どうも「育児をする自分」について考えているよう。
 実は、そこがプレママの意識とのズレなんです。ここ1年、そんな「イクメン志望パパ」が増えていると感じます。年代でいうといわゆるアラサーといわれる世代。近年の男性は、仕事・家事・育児の領域が広がっていると思うんです。ハタから見ると凄くよくやっているイクメンなんだけど、「自分はコレとコレをやるから、ママはコレとコレを」的なところが、押し付けになっている傾向があるようで、夫婦のコミュニケーションが不足しているんです。これは誰のためにやっているのか? もちろん、子どものためなんだけど、自分のためになっていないでしょうか。
 最近はメディアで、「男性も育児を楽しもう!男がやっても恥ずかしくない」とあおる傾向がありますが、「育児=楽しい」って、果たして真実なんでしょうか。パパが楽しもうと思っている育児は自分のための育児になってしまっていて、ママの意識とは少しズレが出ていることもあるように思います。
 父親学級の講座の中では、「育児って楽しい!ではなく、楽しくなくなったときにどうするのか?」を考えていきます。ママたちはおそらく、育児が毎日楽しいなんてことはなく、ツラいことも多い、と知ってます。そんなママの代わりにパパがなれますか? 育児をもっと現実的に捉えることができるよう、父親学級ではお話しています。

プレママの不安に気付けているか?

 もしかして育児は楽しくないかもしれない、上手くできないかもしれない、と女性は妊娠中から気付いていて、お腹が大きくなっていく中で、楽しい・嬉しい・幸せと同時に不安を抱えています。でも男性は、そこが見えていないのではないでしょうか。妊娠中にママの不安を理解すること。これがパパが最低限やっておくべきことです。
 父親学級では夫婦でペアを組んで行うワークショップを盛り込み、ママの今の気持ちをパパに伝えてもらっています。時にはママが涙を見せる場面もあったりして、ここで普段言えなかったことを吐き出す方も多いです。ママは「やっと言えた!」とスッキリしていますが、お父さんはそんなママの本音にビックリしてポカーンとしていたり。仕事の不安とか、友達との不安、つわりはいつまで続くのか、お金のことなど。言われてはじめてパパが気付くこともあります。次第にパパは「料理のレパートリーを増やすことやオムツを換えることがイクメンじゃない!」ということに気が付くのです。大切なことは、ママの気持ちにより添えているか、ママが日々感じていることを知っているか。
 父親学級の最後には、「今夜、必ず夫婦会議をしてね!と伝えます。父親学級終わった3日目・4日目後ぐらいには、ママたちから続々とメールが届くんです。「パパの意識が変わった!」と。そういう声が一番嬉しいですよね。

育児生活への不安があるプレパパはこちらもチェック!
「オトコの産後手帳」シリーズ

ある日突然パパと呼ばれるようになって、いったい何をどうすればいいのか? 男性目線でパパを予習するための教本。

●妻に陣痛がきたら、まずどうすればいいのかな?
●立会出産では、パパは何をすればいいの?
●世のパパたちは、産後に家事と育児のどっちを優先しているの?
●妻が機嫌が悪そうなのは、オレのせい?育児のせい? 他
「アイナロハの産後本」
http://ainaloha.muse.bindsite.jp/sango.on.fire.html

From mama この記事を読んでくれたママからのメッセージです。
ほしさん

イクメン、その言葉が悩ましかった

  〝イクメン〟て言葉があるので育児に無関心の主人に余計に腹立ちました。息子が一歳ちょっと前に入院してやっと目を向けるようになりました。
男性は徐々に父親になってゆく、
昔は女同士母親同士で解決していった、
と、思いながら。
こと起こる度に話し合い、話し合いです。
自分の身体の状態やそれにともなう子供の状態(母子一体といいますよね、お母さんの精神状態安定が健やかな子に育つ)わかってほしい。
子育てとともに自分と父親育て、家族育てをしているように感じます。

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Miho*さん

立ち会い出産は希望していませんでしたが・・・

  出産は一人で頑張りたい、苦しんでいる姿を見られたくない!と、立ち会い出産は希望していませんでした。
でも実際は、妊娠8ヶ月で急遽出産となってしまい、たまたま休日で仕事が休みだった主人は、立ち会うことに。
まさかの事態に精神的にまいってしまっていたので、隣にいて、手を握ってくれているだけで心強かったです。
chancoさん

夫婦間のコミュニケーションが大事

  妊娠中から夫がいろいろと気遣いをしてくれるのはありがたいのですが、本当にこちらがしてほしいと思っている肝心な事をしてくれなかったりしてイライラすることも・・・でもそれは私が夫にどうしてほしいかを上手く伝えられていないことも原因なんですよね。まずは夫婦間のコミュニケーションをしっかりとることが大事だとつくづく思います。
ゆきさん
 妊娠中も娘が産まれてからも、マイペースでこちらがお願いしたこともなかなかやってくれずモヤモヤすることが多々あります。娘ともあまり積極的に遊んであげることがなかったので、今後どうなるんだろうと不安でしたが、最近娘がしゃべり出したり一緒に公園遊びができるようになると、ようやく夫も娘と一緒に楽しく過ごすことができるようになりほっとしています。
これからどんどんいいパパになってくれることを期待してます(笑)
熱に強いバイ菌がいるって? ミルトンなら熱に強い菌も消毒。

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